2007年11月17日

ガチャチイ、里親から連れ戻す

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猫なかなかの造形美のガチャチイ

 ブログを休んでいる間の9月半ば、生後3か月で里親のところへ行ったガチャチイを連れ戻した。このブログでも紹介したが、雨の日、近くのマンション駐車場で泣いていたところを保護した猫である。里親に渡してから2か月が過ぎていたので、もう大人になりかけ。貰い手を探すのも大変なので、わが家の2階群の猫の仲間入りとなった。

 ガチャチイは変わりダネの三毛猫。黒い色が基調で、鼻のところはくっきりと茶と黒に分かれている。ミロかピカソのモデルになりそうな柄だ。いたずら好きで、他の猫にちょっかいを出しては嫌がられているが、なかなか賢い。2階の屋根から身を乗り出して、下に降ろしてくれとせがむ。塀に登って降ろしてやると、好きなだけ遊んだあとは木を登って2階に戻ってくる。
 
猫渡したワクチン代を飲み代にされてしまう

 里親だった人は、ウーさんと呼ばれている70歳半ばのおじさん。知り合いのホームレスのおじさん、ヤマちゃんが仲介してくれた。ウーさんは親子と間違うほど年の離れた奥さんらしい人と同居していた。その彼女の希望で仔猫をとなったらしい。1回目の3種混合ワクチンを接種して、「2回目は1か月後に、うちの猫たちの獣医さんのところで受けてください」と、5千円を添えてガチャチイを渡した。

 1か月が過ぎて、獣医さんに伺っても2回目の接種は来ていないという。仲介してくれたヤマちゃんに聞くと、「飲み代に使ってしまったらしい」というではないか。ウーさんのところに確かめに行ったら、ほんとうに飲み代に使ってしまったという。この時点でいやな予感がしたのだが、餌はきちんあげているようだし、トイレも清潔にしていたので、連れ戻さずに帰ってきた。
 
猫外飼いをはじめたのでガチャチイを連れ戻す

 それから1か月ほどすると、ヤマちゃんから「あの猫、死んだのではないか。餌入れが外に出ていたぞ」と言われた。心配になって早速、訪ねていくと、「2〜3日前から外に行って帰ってこない」とウーさん。室内飼いが条件であげたのに、無責任だなと思ったが、戻ってきたらすぐ連絡をということで、その場は引きあげた。
 
 翌日、猫が戻ったという連絡が入ったので、もう連れ戻すことに決めた。ウーさんの口からは聞けなかったが、ヤマちゃんによると、里親のおじさんの住んでいるアパートは猫を飼ってはいけない契約で、大家さんに見つかってしまったらしい。役所に連絡して、生活保護を打ち切らせるとも言われたらしい。それで昼は外に出して、夜だけ部屋の中に入れていたようだ。それがほんとうなら、生活保護を受けている人が猫も飼えないなんて、この国はなんて貧しい国なのだろう。しかし、里親によって猫も不幸になってしまうので、なかなかむずかしいものだ。
 
 家に戻ってきたガチャチイは、昔からわが家の猫のような顔して、ベランダを駆け回って元気に遊んでいる。保護していた仔猫がいやがるのに、イタズラばかりしていたのは困りものだったが。仔猫は兄妹の2匹で、兄のシャム系雑種は9月30日、妹の黒猫は11月11日、それぞれ確かな里親さんのところに貰われていった。昨日、2か月ぐらいの黒の仔猫を保護したので、またガチャチイがイタズラをするんだろうなあ。

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2007年11月12日

行方不明のモモちゃん、お骨になって我が家に戻る

モモちゃん遺影.jpg

猫10月2日、モモちゃんが行方不明になる

 ブログを再開。仕事は一段落したのだが、気がかりなことがあって、ブログに向かう気になれなかったのだ。悲しい結末ながら、その気がかりが解決した。

 10月2日、2階群のモモちゃんが、一度も外に出たことがないのに忽然と姿を消した。このブログでも紹介した、おばあちゃんになってわが家に保護された、あのモモちゃんである。保護してほぼ2年目になる。

推定15歳と高齢なので、チェストや押入れの中で死んでいるのではいないかと家の中を必死で探したが見つからない。そう遠くへは行かないだろうから、裏手の山や近くの藪を毎日探したが、それでもいない。動物保護センターにも登録して、3日おきに保護されていないか電話連絡もした。それでも依然と行方不明。2階からどうやって出たのだろう。他の猫のように、屋根に近接した大きな月桂樹の木を伝って、そこから下に降りたのだろうか。

猫約1か月後、行方不明のポスターを貼る

 10日が過ぎ、20日が過ぎ、それでもあきらめきれないので、友人に行方不明の猫のポスターを写真入りで作ってもらった。何枚かは違反を承知で電信柱に、あとは近所のコンビニや猫餌を売っているドラッグストア、花屋さんなど、人が集まるところに頼んで貼ってもらった。すでに1か月が過ぎようとしていた。猫は死に場所を探して姿を見せなくなるというが、モモちゃんもそうだろうか。里親から戻された猫や、仔猫がいるので、そちらばかりをかまっていたので「こんなうち、もういやだ」と出て行ってしまったのだろうか。それにしても、黙って出て行くなんて、モモちゃんひどいよ。

猫「保護して亡くなった」の電話が入る

 11月7日、午後10時過ぎに1本の電話が入る。「ドラッグストアでポスターを見たのですが、うちで保護して亡くなった猫ではないか」と、女性の方からであった。歯が一本もないことや尻尾が長いことなど、特徴がすべて一致した。早速、近くのデニーズで電話の主と待ち合わせをして、話を伺うことになった。その女性の方は、ご主人と二人でいらしてくれた。
 
 とりあえず、コーヒー注文して、二言三言交わすと、その女性の方が「もしかして、○○さんではないですか」と、私の旧姓、通称で使っている名を言うではないか。私もハッとして、「もしかして絵本作家のTさんですか」と尋ねた。まさしくTさんだった。行方不明のポスターには夫の姓を表示していたので、私とは分からなかったらしい。
 
 というのも、Tさんと会うのは初めてだが、間接的な知り合いだったのだ。ノラ猫ボランティアをしている近くの食堂のおばちゃんと親しくしており、双方がおばちゃんの知り合いで、おばちゃんからTさんの話はよく伺っていたのだ。絵本や猫餌をおばちゃんを通じていただいたこともあった。

 Tさんご夫妻の住むマンションの駐車場で、モモちゃんは10月22日保護されたのだ。行方不明なってから20日後。その場所はわが家から歩いて4〜5分のところ。裏手の山や山の上ばかり探し回っていたが、交通量の多い表側の道路を渡っていくことは想像もしなかった。

猫Tさん夫妻の手厚い看護のもと、13日目に亡くなったモモちゃん

 保護されたときは、目も鼻もぐちゃぐちゃでガリガリにやせていたという。20日間も飲まず食わずだったのだろう。Tさんがそっと触れてみると、スリスリしてきたという。Tさん宅にも猫が3匹いるので、病気の感染を考え、室内には入れられないが、ベランダにゲージを置いて、ペット用アンカを敷いて温かくしてくださったとのこと。翌日、ここ川崎市から、千駄ヶ谷の猫専門病院まで連れて行ってくださり、「あまり長くは生きられない」との診断を受けたが、目薬や抗生剤、高栄養のペースト状フードで自宅での治療を試みてくださったのだ。
 
 けっきょくモモちゃんは室内に入れてもらい、睡眠を減らしてまでもTさん夫妻に看病していただいたが、保護されて13日目の11月4日、腎不全で亡くなったそうだ。Tさんは毎日日記をつけており、そのコピーをいただいたが、モモちゃんの13日間の看病の様子が克明に記されており、ほんとうにありがたいと思った。しかもおしっことウンチ(ウンチをするまでの体力は回復しなかったようだが)の回数まで。それに加えて、ご主人がその様子を写真で記録してくださったのだ。

猫「はるさん」の名でT家の猫として火葬に

 Tさんがモモちゃんに付けてくれた名は「はるさん」。春までには元気になるようにとの願いを込めて。亡骸は府中のお寺でT家の猫として焼いてもらい、11月8日には納骨の手配になっていたそうだ。その1日前の7日、Tさん夫妻と私が会ったわけだ。きっとモモちゃんが引き合わせてくれたのだろう。さすが絵本作家だけあって、遺影としてTさんが描いてくれたモモちゃんは、元気で若いときのモモちゃんそのものだ。
 
 あと何日か早かったらモモちゃんに会えたのにと思うと切ないが、Tさん夫妻に看取られて亡くなったのが救いだ。お骨になったモモちゃんは、初七日に当たる11月10日、わが家に戻り、よく寝ていた場所に安置されている。

献身的な看護をしてくださったTさん夫妻、そして私にとって、モモちゃんは永遠に忘れられない猫になったのである。



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2007年09月03日

別宅を持つアカブー、只今リハビリ中

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猫白い仔猫2匹里帰りする

 仕事が忙しくなり、ブログは休止状態。久々の更新だ。まずは近況報告から。8月22日、家族旅行をするという荻窪の里親の方から、白い仔猫2匹を3泊4日であずかった。2週間ぶりの里帰り。福ちゃんはわが家を覚えていてくれて、子育てボンのところへ急いでとんでいった。幸ちゃんはキョトンとして、思い出すのに1分かかった。2匹ともボンの出ないおっぱいをたっぷり吸って、大満足して荻窪へ帰っていった。

猫7年前、突然現れたアカブー

 薄茶色の猫、アカブーは推定10歳。メスにしてはめずらしく大きな猫で、その当時は7〜8キロはあったろう。7年前、突然近所に現れたのだが、そのとき、3歳ぐらいと推定した。その近所の奥さんがすごい剣幕で「うちの駐車場に来て困るの。保健所に連れてってもらいます!」というではないか。「動物愛護法で猫は捕獲できないのをご存知ですか? それに保健所送りにするということは、死を意味するんですよ」と私。しかし、その奥さん、「とにかく困るんです!」とヒステリックになるばかり。

どこかの飼い猫だろうから、帰るだろうと思っていたが、1日たっても駐車場から動こうとしない。勝手につけた名、「アカブー」と呼ぶと、「ニャオ」と鳴いてすり寄ってくる。おっとりした性格の猫のようだ。おなかもすいただろうからと、とにかく家に連れて帰ることにした。

猫わが家を去り、山の家のOさん宅をねぐらに

わが家の一員になったアカブーも、他の猫となじまずに、1年もすると出て行ってしまい、夜だけ裏玄関のところに餌を食べに来る日々が続いていた。いったいアカブーは、どこで過ごしているのだろうと思っていたら、山の上のOさん宅をねぐらにしていたのだ。とりわけクーラーの室外機の上が好きで、ここで終日くつろいでいたらしい。わが家は地形でいうと山の中腹に位置していて、裏手の山を登っていくと山の上が住宅地になっている。Oさん宅は山を登りきったところの4軒ほど先に位置している。

以前にも同じ状況でOさん宅にお世話になったオクラというメス猫がいたが、Oさん宅の前でバイクにはねられて死んでしまった。このとき、小学3年生だったOさんのお嬢さんが泣いて泣いて、オクラの死を悼んでくれた。このオクラと前後してアカブーも出没していたらしい。

猫Oさんの連絡を受け、アカブーを病院

 ここ2〜3年前からは、Oさん宅でアカブーに餌をあげてくれて、山から下りてくることもなくなっていた。冬にはダンボールホッカイロ付きの猫ハウスもつくってもらい、外飼いながら至れり尽くせりで平穏に暮らしていたのだが、ここ1年は口内炎がひどくなって入退院を何回か繰り返していた。Oさんが「アカブーの様子が変なんです、よだれを垂らして食欲がなくなって」と、電話を下さると、急いで迎えに行って獣医さんのところへ連れて行くという、連携プレイを取っていたのだ。

 1か月ほど前も、口内炎がひどくなったというので、獣医さんのところに3日ほどお世話になったが、この夏は暑かったので、Oさん宅には戻さずに様子を見ることにした。2階の部屋にはトイレもすっぽり入る大ケージが置いてあって、具合の悪い猫や保護した仔猫をそこに入れて観察する専用に使っている。アカブーもそこに入れたが、居心地は悪くないらしく、他の猫を嫌がる様子もないので、ケージの扉は開けたままにした。

猫一回退院するも、胸に膿がたまって再入院
 
 ところが、獣医さんのところから戻ってきて2日もすると食欲がなくなり、今回は今までと様子が違う。再入院して検査をしてもらうと、胸に膿が溜まっているという。獣医さんによると、「胸に膿が溜まって、呼吸を圧迫しています。本日、左右より胸の膿を抜きました。白血球が異常に増加している以外は、血液検査上は大きな問題はありません。膿胸という病気で、原因については猫の場合、特定できません。何かが胸に刺さって化膿するという説ありますが、実際には何の原因もなく突発的に発生するようです。今後、抗生剤をしっかり使いつつ、胸の膿を抜きながら治療していきます。治るかどうかについては本人の頑張りによります」ということで、約2週間の入院となった。

猫元気になったら、またOさん宅に戻る日も
 
 先週、わが家に戻ったアカブーは、よく食べて経過は順調。写真を見比べると分かるが、入院する前よりふっくらとしてきた。Oさん宅には「家飼いが可能なら戻します」と連絡したが、「不在がちなので家で飼うのは自信がない」ということだったので、わが家の2階でしばらくは様子を見ることにしよう。というのも、子育てボンと相性が悪いのである。元気になったら、また、Oさん宅に戻るかもしれない。

 Oさんには、「夫婦で働いているので、いつかお渡ししようと思っていた」と、多額のカンパ金をいただいた。ありがたくアカブーの治療費に使わせていただいた。


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2007年08月15日

黒猫チロリンの夏の必需品はアロエ軟膏

CA330053.jpg猫巨漢のクロキチを親のように慕っているチロリン

 本日は久々のわが家の猫のプロフィール。黒猫のオス、チロリンは7歳。手足、シッポがともにスラリと長く、均整の取れた体型をした、なかなかの美猫である。

 家の近くのノラ猫の餌場に、突然現れた黒猫がチロリンの母親であった。チロリンは母のあとをついて餌をもらいに来ていたが、生後3か月ぐらいのとき、風邪を引いて目ヤニで両目がつぶれかかっていたので、これは危ないと思って保護したのだ。母猫はのちに避妊手術をしたが、現在も元気で餌を毎日食べに来ている。

 チロリンはとにかく甘えん坊。わたしに対してもそうだが、以前に紹介した、巨漢のオス猫のクロキチにはべったり。クロキチには仔猫のときから可愛がってもらったので、今でも親のように慕っている。外から帰ったチロリンは、家の中でゴロゴロしているクロキチのもとへと真っ先に飛んでいく。クロキチは「お帰り、よしよし」とばかりに頭からシッポまでくまなく舐めてあげる。これが毎日のお決まりだ。

猫仔猫のときは天才、今はただの猫

 このチロリン、仔猫のときはなかなか利口であった。スーパーボールを投げてやると、口にくわえて私のところまで持ってきて、また投げてとせがむのであった。猫の天才かと思ったものだ。しかし、成猫になるにつれ、ちょっと足りないのではと思えてきた。というのも、猫が出入り自由にできるように、ドアを少し開けておくのだが、内開きのドアをいつも手前に引かず、向こう側に押してバタンと閉めてしまう。他の猫は上手にドアを手前に引いて部屋を出て行くが、チロリンだけは閉まったドアの前にいつも取り残されている。学習能力がないのかなあ。

猫蚊に喰われた耳にアロエ軟膏がよく効く

 チロリンの夏の天敵は蚊。耳のところを蚊にしこたまやられて、いつも血だらけにしている。かさぶたができてははがれ、また血だらけ、これの繰り返しなのだ。他の猫より耳の毛が少ないのだろうか。それとも蚊に喰われているとき、耳をパタパタしないのだろうか。
 
 耳のところなので、顔の毛づくろいをするときに舐めてしまうので、やたらな薬はつけられない。そこで試してみたのが馬油とアロエ軟膏。馬油はあまり効き目がなかったが、アロエ軟膏は実によく効く。かさぶたの上からべったりつけてあげると、2〜3日できれいに治る。もし、飼っている猫がチロリンと同じ状態なら、ぜひ、試してみてはいかが。


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2007年08月12日

番外編 仔猫4匹、兄弟、姉妹、それぞれ2匹ずつ里親のもとへ

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猫白黒のオス2匹は共働きのご夫妻のところへ

 このところの暑さで猫たちもバテ気味。食べる餌の量がだいぶ減っている。わたしもバテ気味で、ブログ更新がすっかり停滞してしまった。
 
 本日は、うれしい報告だ。仔猫4匹の里親が決まったのだ。しかも、約3か月の白黒のオスは兄弟で、約3か月半の白のメスは姉妹で、それぞれ2匹ずつで新しい生活を始めている。

 白黒のオス2匹の里親の方は、共働きのご夫妻。奥さんの実家でも猫を飼っているということで、「あまりなついていない猫でもかまいませんよ、それなりにかわいいですから」と、おおらかなこと言ってくださった。実際、お会いすると、穏やかなやさしい感じの方で、この方なら、猫たちは幸せになること間違いなしと感じた。ご主人も奥さんに輪をかけてやさしそうな方で、これまたうれしくなってしまった。

 白黒の2匹が貰われていったのは8月4日。やっと1週間が過ぎたところだ。私が付けた名は、ダイスケとモンだったが、そのまま呼べるようにダイスケをダイス(さいころ)、モンをモンド(世界)にしてくださった。奥さんのお母さんによると、「ダイヤとモンドで、ダイヤモンドがいいのでは」とおっしゃってたそうだ。なかなか洒落っ気のあるお母さんだ。

 この2匹はちょっと臆病で、すぐ隠れてしまうところがあったが、ムンズと捕まえて撫でてあげると、ゴロゴロとのどを鳴らしていたので、馴れるのは時間の問題だろう。1週間後の近況と写真を里親の方がメールしてくださった。それによると、「まだ近づくと逃げますが、だんだん距離が近くなっています。毎日、“だるまさんが転んだ”で遊んでる気分です」。また、よく食べるそうで1週間でだいぶ大きくなったとも。

猫白猫2匹は小学5年生のお嬢さんが世話役

 白猫の幸ちゃん、福ちゃんの2匹は、昨日の土曜日、ここ川崎市から荻窪の方に貰われていった。この猫たちは、1匹で貰われていったら鳴いて困ると帰され、2匹一緒で貰われていったら遊ぶのがうるさいと帰されで、うちで飼うしかないとあきらめていたのだが、2週間ほど前に里親希望の方からの電話が入った。猫を飼うは初めてだが、娘が大好きなので、ぜひ飼ってみたいという申し出であった。白2匹の今までのいきさつや、2匹で飼うと留守でも勝手に遊んでいるので飼いやすいとか、いろいろ話をしたら、ご家族で検討してくださることになった。この方が荻窪在住の方だ。

 その1週間後にうれしいメールをいただいた。「娘と話し合い、仔猫2匹の里親になることにしました。最初、ポスターの写真を見たとき、ピーンと来ました」と。知人に頼んで、荻窪近辺の獣医さんに貼ってもらった里親募集のポスターをご覧になったのだ。何より、2匹一緒に飼ってくださるなんて、幸と福はまさに幸福だ。

 里親の方の家に2匹を連れていくと、海外出張中というご主人を除いて、里親の方と2人の娘さんで出迎えてくださった。電話で何度か話をしていたので、だいたいの雰囲気は想像していたが、想像にたがわず、やさしそうな方で安心した。娘さんお二人も素直にスクスク育った様子で、このご家族なら猫たちも幸せになると確信した。 
 
 2匹の世話役は、猫を飼いたいと希望した小学5年生の下の娘さん。トイレのことや餌のことを熱心に聞いて、しきりにうなずいていた。上の中学1年生になるお姉さんと協力して、幸と福をよろしく頼みます!
 
 里親探しはけっこう難航したが、離ればなれにならずに2匹ずつ貰われていくなんて、本当に幸せな猫たちだ。里親さんに恵まれたこともうれしい限りだ。きっとご縁があったのだろう。

 さて、わが家では、馴れない仔猫2匹を除いて、4匹がいっぺんにいなくなったので、オス猫の子育てボンは、自分のおっぱいの周りを舐めて毛づくろいをしていた。毎日4匹に出ないおっぱいを吸わせていたのだ。きれいに毛づくろいをして、次の仔猫が来る日の準備でもしているのだろう。

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2007年07月25日

番外編 遊ぶのがうるさいと、白い仔猫2匹、里親から戻される

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猫家族の反対があるにもかかわらず、里親の申し出を

 1週間前に里親のところに行った、3か月の白猫2匹が戻されてしまった。初めて猫を飼うという方だったので、お試し飼いでもかまわないということで、餌、トイレ猫砂付きで預けたのだが。里親の方は実母と夫、2歳半の男児の4人暮らし。預けた翌日に、様子うかがいの電話を入れると、お母さんが出られて、すごい剣幕で「うちのマンションは猫を飼えないんです。困るわよ!」と言うではないか。もともとお母さんが反対しているのに、説得もしないで猫を飼おうとしたのだ。

 里親の方に、「戻してください。家族に反対があると、人間も猫もストレスなっていいことありませんから」と電話してから、4日目に迎えに行った。ところが、「やっぱり飼いたい」と言う。「母を説得しますから」とも。すでにルルとロロというかわいい名前もつけてもらっていた。そんなに言うならと、大丈夫だろうと連れ帰らずに戻ってきたのだが、1週間目にやはり飼えないと返されたのだ。その理由は、夜中に2匹で遊んでうるさいというもの。

 「猫を飼うということはそういうことなんだよ、それが猫の仕事じゃないか」と、よっぽど言ってやろうと思ったが止めた。そんな里親なら、いずれ問題が起きただろうから。帰ってきた2匹は、うれしそうにオス猫ボンに甘え、出ないおっぱいを奪い合って吸っていた。

猫現在、仔猫6匹のうち、4匹の里親を募集中

 現在、わが家にいる仔猫は6匹。戻された白のメス2匹(姉妹)に、もうすぐ3か月になる黒白のオス2匹(兄弟)と、白とグレーの長毛種のオス、メスの2匹(兄妹)。白猫と黒白の仔猫は人に馴れたので、友人に里親募集のポスターを作ってもらい、商店街や獣医さん、知人に頼んで貼ってもらった。それを見て申し込んできたのが前出の里親の方だ。現在、オス猫なら飼いたいという里親希望の方がいるので、黒白のオス2匹をいっしょに飼ってもらえないか交渉中だ。

 長毛種の2匹は、人にまったく懐かないので、里親募集ができないでいる。2階の押入れの奥や物陰に隠れていて、ご飯のときだけに出てくる。1か月ほどわが家にいるが、仔猫がまったく懐かないのはめずらしいことだ。成猫の避妊手術のために捕獲器を設置したときに、別々の日ではあるが、この2匹が入ってしまったのだ。せっかく捕獲したのだから、人に馴れたら里親にと思ってわが家に連れてきたのだが。

 この2匹、4日前にメスのサワちゃんが、3日前にはオスのチキが、それぞれ2階のベランダから脱走した。ところが、家の中が居心地がよいらしく、オスは木を登って2階に戻り、メスは1階に入ってきたところを追いかけ回し、やっと捕まえて2階へ。仔猫ながら、少しずつ学習はしているのだ。とにかくこの2匹、姿形はかわいいのだが、私の顔を見ると逃げてしまうので、写真でお見せできないのが残念。 
 
 友人がまったく懐かない猫を飼っていたが、死ぬ3日前になって甘えてきたそうだ。この2匹もそうなんだろうか。そうだとすると、ちょっとさみしいな。
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2007年07月17日

2つの病気を持ちながらも元気なクロベエ

CA330037.jpgq.jpg猫仔猫3匹、短い生涯を閉じる

 本日は冒頭に悲しいお知らせをしなければならない。あのへその緒のついた仔猫たちが相次いで亡くなってしまった。キジトラが7月14日の夜、2日後の夜に白黒、その翌朝に白地に黒ブチの仔と。気を入れて授乳をしたのに、切ないばかりだ。生れ落ちて1週間も生きられなかった小さな命たち。
 
 子育て名人の友人に電話をすると、「あなたが頑張っているので言いにくかったけど、1回も母猫の乳を吸ったことのない仔は育てるのがむずかしいんだ。特に夏の仔は育たないの」と話してくれた。母乳をもらわないと、免疫力がないのだろう。わが家から黄泉の国に旅立ったメス猫たちに、そちらで3匹を丈夫に育ててくれるように、心からお願いした。

猫ひどい風邪を引いて、生後3か月目に保護されたクロベエ

 さて、気を取り直して、わが家の猫プロフィールを再開したい。本日紹介するのは、9歳になる黒猫のオス、クロベエ。ちょっと呼びにくいので、通称はベッコ。このベッコは、私が猫おばさんを始めた初期のころ、生後3か月のときに保護した。駅前にあるディスカウントストアの近くで黒の母猫から4匹の仔が生まれた。その4匹のうち、白黒の仔は早くに死に、いちばん人懐こかった黒のオスはいつの間にかいなくなり、サビ色のメス、黒のオスのベッコが残った。

 母乳の免疫がなくなるといわれる3か月目に、ベッコはひどい風邪を引いて危険な状態だったので、保護することにした。残ったサビ色のメス、チビコと母猫のクロコはかわいそうだったが、わが家も猫が満杯状態だったので、ノラのままで我慢してもらうことに。のちに母猫、チビコの順に捕獲して避妊手術をしたのはいうまでもない。

 5年後に母猫がいなくなったが、チビコはけなげにノラで頑張っていた。しかし、やせてきて風邪気味の状態が続いた2年前の秋、ようやく7歳にしてチビコもわが家に保護されたのだが、ノラの厳しい生活がたたったのか、半年後に生涯を閉じた。このチビコは猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)、猫伝染性腹膜炎(FIP)という、ワクチンで防げない病を持っていたのだが、獣医さんによると母胎感染によるものではないかということだった。チビコと兄妹であるベッコも、同様に2つの病気が陽性であるが、仔猫のときに保護されたので、栄養状態や生活環境がよかったせいか、9歳になった今もすこぶる元気だ。

猫おんぶに抱っこが大好きなベッコ

 ベッコはとにかく抱っこが大好き。抱っこをしてあげると、手でモミモミをして実に幸せそうな顔をする。トイレでの1人対1匹の密度の濃いスキンシップを最初に覚えたのも、このベッコだ。さらに、背中におんぶされるのも大好きで、肩に手を回して、首に顔をうれしそうに擦り付けてくる。2つも病気を持っているが、このまま症状に出ないで長生きしてくれることを願うばかりだ。

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2007年07月14日

番外編 生まれて間もない仔猫、3匹がわが家へ

CA330051.jpgqLQ.jpgCA330043.jpgjqL.jpg猫3日前にキジトラの仔が持ち込まれる

 ブログを1週間も休んでいる間に、猫模様にも変化が続出。3日前、生まれて間もない仔猫を知人が連れてきた。わが家にくればどうにかなると思ったらしい。もちろん、目は開いておらず、へその緒までついているキジトラの仔猫だ。知人が自転車で走っていると、「フニャフニャ」と泣いている仔猫を道路で発見。母猫が迎えに来るかとしばらく待ったが、現れないのでわが家へとなったとのこと。

 体重80グラムで手の平にすっぽり入る小ささだ。かつて250グラムぐらいの仔猫は育てたことがあるが、こんなに小さいのは初めて。獣医さんと仔猫育て名人の友人に、早速電話をしてアドバイスをもらった。そんなわけで、現在、3〜4時間おきの授乳に取り組んでいる。

 授乳をしたあとはティッシュペーパーでお尻とおしっこの出るところをやさしくトントンとたたいて、排泄を促してやるのも忘れてならない。母猫がいれば舐めて、促すところだが。さらに、ミルクを飲ませたあとには、背中を軽くたたいてゲボを出してやるといいといわれているが、獣医さんによるとやらなくても構わないとのことだった。

猫今朝、ダンボールに入った仔猫2匹が玄関に置かれていた

 さらに、仔猫事件は続く。今朝、5時半にノラ猫に餌をやりに出かけようと玄関に出たら、ダンボールの箱が置いてある。箱のふたには、タスケテヤッテください(原文ママ)と書かれており、中を見ると赤ちゃん用の毛布にくるまった、これまたへその緒がついた生まれたての仔猫が入っているではないか。白地に黒の水玉風の模様と、白黒模様の2匹。そしてポケモンのポチ袋も入っており、中には5千円札1枚が。きょうは台風が近づき、朝から雨なので、命拾いした強運な仔猫たちといえる。それにしても、誰が置いていったのだろう。まあ、いいかあ、1匹も3匹も手間はおんなじだから。

 出かける前に、急いで2匹に猫ミルクを飲ませたが、元気よく泣き、元気よく飲んだので一安心。さらに排泄を促してやったところ、2匹ともおしっこたっぷりと健康なウンチをしたので、まずは心配なさそうだ。体重は2匹とも100グラム。3日前に保護したキジトラの仔猫も、3日間で体重が増えて100グラムにはなったが、きょうの2匹に比べると、あまり元気がないので心配だ。
 
 キジトラの仔は風邪気味のようで、ウンチはゆるいし、ミルクの飲み方も勢いがない。毛布にくるんで温かくはしているが、体温が下がるのが心配だ。子育て名人のオス猫ボンに温めてもらおうとしたが、2か月になる仔猫3匹がボンのおっぱいを占領していて、キジトラの仔を払いのけるのであきらめた。

 そこで、現在、私の体温で温めている。ゆるゆるのコットンブラジャーをして、大きく襟ぐりのあいたTシャツを着た状態で胸の谷間に入れているのだが、温かいらしく気持ちよさそうに寝ている。時々衿をはだけて仔猫の様子をうかがうと、わたしの貧乳まで見えてぞっとしてしまうが致し方ない。

 仔猫3匹の性別は今のところ、形成がしっかりしていないので、まだはっきりとはしない。私が出かけるときは、猫ボランティアの仲間が世話をしてくれる約束も取り付けたので、3匹とも無事元気に育ってくれればと願っている。時々、番外編で経過を報告したいと思っている。

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2007年07月07日

おばあちゃんになって家猫になったモモ

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猫恋を選んだKおばさんに見捨てられたモモ

 メス猫のモモは、この町の猫おばさんだった、Kさんから引き継いだ猫である。Kおばさんは、ご主人を亡くして一人暮らしをしていた。当時70歳。ノラ猫の避妊手術のために捕獲の手伝いなどをして、Kおばさんとは親しくしていたが、ある日電話がかかってきて、「わたしぃ、もうノラ猫に餌はやれないの」と言う。理由を聞くと、「彼がダメだと言うの」との返事。「ええー、何か所もおばちゃんが世話してきた猫をどうするの」と私。「でも、彼がー」の繰り返し。そんなこんなで、この町のノラ猫おばさんをやる羽目になったのは10年前のこと。

 噂によると、Kおばさんは毎日パチンコ三昧をしていたらしく、パチンコ屋で10歳年下の彼と知り合ったんだそうな。その後、半年もしないうちに、その彼にご主人が残したお金を持ち逃げされ、失意のうちに亡くなられたとか。昔、スナックのママをやっていたというKおばさんは、いつもきれいにお化粧をしていて、どこか色っぽい人だったが、女を捨てられなかったのね。ノラ猫を相手にしていたら、死ぬこともなかったかもしれないな。

猫高齢になるまで頑張ったご褒美に家猫に

 モモをKさんから引き継いだときは、すでに3〜4歳ぐらい。それから私が10年ほど世話をしているので、13〜14歳になる計算だ。モモは駅に近い病院の裏手を住処にしていた。毎朝、餌をあげにいくと、自動販売機の横にちょこんと座って待っていたものだ。私が行くと、うれしそうにカプッと噛み付くのだが、歯が1本もないので、痛くはないのだ。

 2年前の秋、モモが鼻水をたらして待っているのを見たら、この冬を越せるのだろうかとかわいそうになってきた。高齢になるまで頑張ったご褒美に、うちの猫にしてやることに決めた。2階群の仲間入りをしたモモだが、保護した日から、ベッドで一緒に寝て、いっぱいスリスリして甘え、ずっと昔から飼い猫だったような暮らしぶりには感心した。一般に猫は家に住みつくというが、違うね、人に住みつくんだね。
 
 ノラ猫を面倒見ている方は、ノラだから家の中は無理だろうと思わずに、余裕があれば、ぜひ、保護してほしい。特に高齢の猫は。懐いていた高齢のノラ猫を今まで5匹ほど保護してきたが、いずれも、晩年をわが家でのんびりと暮らし、すでに3匹が大往生している。

posted by かとちゃん at 20:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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